<meta charset=”UTF-8″> ライセンス認証 | Azumatech blog
7月 15

先日ご紹介したOffice 2009 Personalの2年間ライセンス版でトラブルが起こって相談を受けたのでその事例をご紹介しようと思います。

マシンはAsusのEeePC1000HEのOffice2年間ライセンス版付属モデルです。1ヶ月ほど前に購入しずっと使っていたそうですが急に使えなくなったとのこと。通常ならアクティベーションしてないのだろうということでアクティベーションをして終了です。実際、このような事例も多く持ち込まれます。皆さん結構ライセンス認証画面を無視して使い続けておられるようで・・・。

さて、これで終わったら何の問題もありません。
今回はライセンス認証がされていなかったのでネットでのライセンス認証を試みたところプログレスバーが25%くらい進むと認証のウインドウが閉じてしまいます。完了の画面も出ないで消えてしまうため確認してみるとやはりライセンス認証は出来ていませんでした。

普通であればこのような状況になっても電話でのアクティベーションという手段が残されています。電話とネットでは手法が全く異なるのでネットでこのような問題が発生しても電話で認証できれば通常はOKです。私も最初はそう考えていました。

しかし、なんとこの2年間ライセンス版というやつは電話でのライセンス認証が不可とのこと。つまり、何が何でもネットで認証するしかないということです。ライセンスの移行もできないので確かに電話やオペレーターは不要なのか・・・。

できれば再インストールなどなしで済ませたかったのでまずはASUSのサポートへ電話。一発でMSのライセンス窓口に回される。というわけで、Microsoftのライセンス認証に電話してオペレーターの方に聞いてみました。が、まず2年間ライセンス版をご存知ないご様子。で、状況を話してみたところまずISPに問い合わせてくださいとのこと。もしかしたらプロバイダーのせいで認証が上手くできていないかも知れないと。完全には否定できませんが通常そんなことはあり得ないでしょうと言ったところ一般のテクニカルサポートにまわされてしまいました。電話で認証できないものはライセンス認証担当でもどうしようもないらしい。あまりそのような資料もないとのことでした。

続いて、Microsoftテクニカルサポート。まずは受付担当が出て専門担当に切り分けるシステムでした。また、専用の問い合わせ番号を付与して、番号と名前と用件を言えば電話を一度切っても取り次いでくれるとのこと。なかなかきちんとした対応です。Officeの専門担当が出るまで10分弱またされはしたもののライセンス担当の方よりはまともに話ができそうでした。そこで、一度ライセンスファイルを削除することになり実施してみるも状況は変わらず。結局Officeを再インストールしましょうということになり、機材の用意のため電話は一旦終了。

Officeのアンインストール→インストールを試みましたがやはり状況は不変。仕方ないので、次はOfficeをアンインストールした後に、残骸として残っているライセンスファイルや設定ファイル・レジストリの類も見つけたものを根こそぎ削除。再度インストールを試みました。しかし、やはり状況はかわらず、試しにOfficeをUpdateしてみるかなぁと思いつつMicrosoft Updateのコンポーネントをインストールしつつ、試しにExcelを起動して、みました。ちなみに、今までの各段階でExcelで認証しても同様の事象が発生することは確認済みでした。どうせアクティベーション部分は共用でしょうし。ところが、なぜかこのExcelで認証が成功してしまいました。もちろんこれでWordの方もOK。

Microsoft Updateのコンポーネントを入れたのが効いたのか、完全にたまたまなのか。原因がいまいち腑に落ちないまま解決してしまいました。アップデートして駄目ならマシンごとの再セットアップも視野に入れなければならない状況だったので解決したのはよかったのですが・・・。

通常は電話で認証すればいいやで終わりそうな問題でしたが、2年間ライセンス版というだけでここまでややこしくなってしまいました。要注意ですね。

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